船町渡船場(ふなまちとせんば)  大正区

大阪

工場地帯の運河を走る渡し船です。
大阪の渡し船の中では一番短く、1分弱で到着します。

 

長いスロープを登らなくてはなりません。
一部急な坂があります。

場所


大阪大正区の南部に位置します。

今回はイケアのある鶴町側から乗船です。

 

鶴町がわの乗り場


工場のすき間の道を行くと、突き当りが乗り場です。

 


緩いスロープは防波堤に続きます。

 


登りきると木津川運河が望めます。
対岸はすぐ目の前で、70mしかないそうです。
短距離走ぐらいですね。

 


ここの下りが一番の難所。
急坂を下るのですが、前向きでは危険なので、助者に手伝ってもらい後ろ向きにおりました。

 


待合室です。
車イスで入れます。

乗船

ここの渡船は、まったく人の気配がなく、貸切状態です。
ほんと贅沢な船旅です。


あたり一面工場。
ほんのわずか、運河に風が吹き抜け、とても心地いいです。
出発の右ターンと、到着の左ターンのS字にはしります。
直線部分はほぼありません。
車いすが少し横に振られる感覚もなかなかです。

船町がわの船着き場

桟橋を降りると急坂です。


登り切って、もう一度運河に振り返りお別れです。

その他


こんな風景は他では見られないかもしれません。
のんびり、ほんわか。
昭和レトロな渡し船。
いつまでも残してもらいたいです。

 

 

隣の木津川渡船場はスロープがないため、車いすでは利用できません。